英語教育は幼児からやった方がいいのか考えてみた -前編-

グローバル化が進むなか、英語の習得は重要なのか。子どもに、英語に触れる機会をできる限り与えてあげた方がいいのか。悩む親御さん方も多いですよね。小さいときから英語教育受けた方がいい理由についてまとめてみました。

幼児期から英語を学ぶことが必要な理由

1.言語の習得は9歳までが肝心

言語習得は年齢が低いうちから取り組んだほうが効率的です。特に9歳までの子どもは臨界期にあたるため、言語学習に適した時期といわれています。

臨界期とは脳に刺激を受けたときに、その効果が最大限に現れるとされている時期です。臨界期にあたる子どもは、新しいことを吸収する力が強く、良い刺激を受ければそれをしっかりと吸収できます。

また感受性が高く好奇心旺盛で、言語のみならずその背景にある文化のことまで偏見なく素直に受け入れようとする点も、言語学習では大きなメリットです。

このようなことから英語は9歳までに取り組むことが、高い学習効果に期待ができる絶好のタイミングと考えられています。

1-2.英語を使いこなせるのが早くなるから

個人差はあるものの、一般的には、英語を習得するために必要な時間は約2000~3000時間といわれています。

しかし日本の学校教育で費やす英語学習の時間は、小学校から大学までの授業時間をすべて合わせても1000時間にすら満たさないことが通常です。

必要な英語学習の時間を補うには、学校で受ける授業とは別に英語と触れる時間を確保しなければなりません。


ただし子どもは中学校、高校と成長するにつれ、部活や習い事、アルバイトなどで忙しくなり、英語に多くの時間を費やせなくなるのが現実です。

年齢を増すごとに英語の学習時間を取ることが難しくなるのであれば、年齢の小さいうちに学習時間を確保することが必要となります。

たとえば中高生や大人になってから忙しい時間の合間をぬって週に1回の学習をするよりも、時間の確保がしやすい幼児期のうちに週3回の学習をしたほうが効率的です。

習得スピードが上がり、英語の習得に必要な期間を短縮できます。

~後編へ続く~

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